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704号車の製作

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704号車は当初、オールペーパー車体で製作する予定で、すべて図面まで引いていましたが、
前面まわりのデザインが気に入らず、計画を変更。
丁度、GMの営団300キットから「前面のみ余剰」がたくさん出ていたため、
これと乗務員扉部分を利用して作ることになりました。


車体主要部品。
車体側面の強度は窓ガラスの透明プラを差し込んで保つ構造にしていました。


前面加工の様子。
手すりは真鍮線を植えてあります。
幌部分はGMの分売パーツから。


車体を組んで、整形中の様子。
紙部分とプラ部分がよくわかりますね。
真鍮+プラのハイブリッドは良く見かけますが、紙+プラのハイブリッドってあんまり見ないかも…?


サーフェイサーを吹いて表面を整えていきます。
ここまではすんなり作業が進んだのですが…


↑の後、大学へ進学し、公認会計士資格を取得するために猛勉強していたため、
およそ1年半、仕掛のまま放置されることになってしまいました(笑
資格取得後、作業を再開。色を塗りました。

前述のように、窓ガラスが入ってはじめて強度がでる構造にしていたため、
1年半の放置期間の間に、湿気等で窓周りに歪みがでてしまいました。
でも、模型より人生のほうが大事ですし、こればっかりは仕方ないですよね。


動力ユニットはこのように、GMの18m級を片駆動に改造したものを使用します。
個体差はあるのでしょうが、特にこの動力は力が無く、ウェイトを全部積むと走らなかったので、
このように無茶な改造をすることになってしまいました。


空いた車内のスペースには座席を表現してあります。
窓が大きい車体なので、室内の座席表現は良く見えて効果的でした。


屋上機器等の工作をして、完成!
製作開始が2008年1月、完成が2009年12月。
紙とプラのハイブリッド構造ですが、見た目そんなに違和感無いですし、
側窓まわりにプラのような肉厚な部分ができなくて、すっきりまとめることができたと思います。

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